WinGateサーバーマシンのIPアドレスを変更する場合、WinGateでは以下の項目への影響が考えられます。
- ネットワーク接続
「ネットワーク接続」では、WinGateで構成されているINCの使用を「内部」、「外部」など、WinGateの構成に合わせて設定されております。マシンでIPアドレスが変更されることにより、WinGateで認識されていたIPアドレスが変更され、「ネットワーク接続」の構成が変更されてしまうことも考えられます。
IPアドレス変更後は、「ネットワーク接続」の設定をご確認いただき、構成されているNICが目的にあった設定となっているかご確認ください。
- 各サービス、サーバーのBindings(バインド)設定
「ネットワーク接続」の構成とも関連いたしますが、WinGateのデフォルト構成では、「ネットワーク接続」で「内部」として構成されているNICと127.0.0.1がバインドされる構成となっております。
「ネットワーク接続」で構成が変更された場合には、念のため構成いただいておりますWinGateのサービス、サーバー機能のバインド設定をご確認ください。
また、バインドのバインドポリシーで直接NICのIPアドレスを指定いただいております場合には、必ずバインド設定をご確認いただき、変更後のIPアドレスへバインドされていない場合(変更後のIPアドレスへバインドする必要がある場合)は、バインド設定で再度設定を行ってください。
- 拡張ネットワーキング
「ネットワーク接続」の「内部」、「外部」などの構成は、拡張ネットワーキングのファイアウォール、ポートセキュリティ構成へ関連いたします。
IPアドレス変更後は、「ネットワーク接続」の設定をご確認いただき、拡張ネットワーキングの動作についてもご確認ください。