TCPマッピングの設定方法は、以下の通りとなります。
ここではSMTPをマッピングする方法を例にご紹介しております。
- WinGateマネージメントへログインし、ナビゲーションより「サービス」を選択します。
- タスクより「サービスのインストール」をクリックします。
- 「インストールするサービスの種類選択」が表示されますので、「TCP Mapping Service」を選択し「次へ」をクリックします。
- 「新規サービス名」が表示されますので、わかりやすい名前を入力します。
入力ができましたら「完了」ボタンをクリックします。 - 入力された名前を持つTCP Mapping Serviceのプロパティダイアログが表示されます。
基本的な設定項目は、以下の通りとなります。
全般
説明:このサービスの説明を入力します。(任意)
開始:WinGate開始時に、このサービスを開始するかの設定となります。
サービスポート:WinGateが接続を受け付けるポート番号(クライアントは、このポートへ接続します。)
デフォルトマッピング
マッピングは有効:デフォルトのマッピング先としてデスティネーションで設定された場所へのマッピングを有効にするかの設定です。
デスティネーション:マッピング先のサーバーホスト名、またはIPアドレス
デスティネーション ポート:マッピング先サーバーのポート番号
※WinGateが接続を受け付けるIPアドレスは、「バインド」タブで表示されます。ブランクで表示されますが「適用」ボタンをクリックすることで表示されます。(適用ボタンのクリックによりサービスとして開始されます。)
設定が完了いたしましたら「適用」ボタンをクリックし、「OK」ボタンでダイアログを終了します。 - 作成したMapping Serviceが追加され、ステータスが「Started」(開始)となっているかを確認してください。
以上でTCP Mapping Serviceの追加と設定は完了となります。
SMTPの場合、クライアントPCのメーラーよりSMTPサーバーとして、WinGateのTCP Mapping Serviceが接続を受け付けるIPアドレス、サービスポートで設定したポートを指定してください。
関連項目:kb-wg17080024